骨粗鬆症は初期にはほとんど自覚症状がなく、
徐々に進行します
骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨がもろくなることで骨折のリスクが高まる疾患です。特に高齢の女性に多く見られ、「静かな病気(サイレント・ディジーズ)」とも呼ばれています。当院では、DEXA法を用いた骨密度測定を実施し、患者様一人ひとりの状態に合わせた適切な治療を提供します。
早期の診断と治療が、骨折予防と健康寿命の延伸に不可欠です。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

骨粗鬆症の主な原因
ホルモンの変化
- 閉経後のエストロゲン低下や、男性のテストステロン減少が骨密度の低下を引き起こします。
加齢
- 骨の再生能力が低下し、特に60歳を超えるとリスクが顕著に増加します。
栄養不足
- カルシウムやビタミンD不足は骨の健康に悪影響を及ぼします。
運動不足
- 骨に適度な負荷をかける運動が不足すると、骨密度が低下します。
生活習慣
- 喫煙、過度なアルコール摂取、カフェインの過剰摂取が骨密度の低下を促します。
骨粗鬆症の検査・診断
当院では、日本骨粗鬆症学会のガイドラインに基づき、DEXA法による腰椎・大腿骨の骨密度測定を行います。これにより、正確な診断と適切な治療計画の立案が可能です。

骨粗鬆症の治療方法
薬物療法
- ビスホスホネート製剤:骨の破壊を抑え、骨密度を維持します。
- 抗RANKL抗体(デノスマブ・プラリア):骨吸収を強力に抑制し、骨折リスクを低減。
- 副甲状腺ホルモン製剤(PTH製剤・テリパラチド・テリボン):骨の形成を促進し、骨密度を増加させる。
- スクレロスチン阻害薬(ロモソズマブ・イベニティ):骨形成を促進し、骨吸収を抑制する。
- ビタミンD・カルシウム補充:骨の健康維持に必須。

運動療法
- ウォーキングや筋力トレーニングを行い、骨密度の維持を図ります。

食事療法
- カルシウム・ビタミンD・タンパク質をバランスよく摂取し、骨の健康をサポート。

生活指導
- 転倒予防のための生活環境の改善や適切な歩行指導を行います。

骨折予防の重要性
骨粗鬆症による骨折は、要介護状態を引き起こす主な原因の一つです。特に大腿骨近位部骨折(股関節の骨折)や脊椎圧迫骨折は生活の質を著しく低下させるため、早期診断と適切な治療が重要です。
当院では、最新の治療ガイドラインに基づき、患者様の健康寿命を延ばすことを目指した治療を行っております。骨粗鬆症の予防・治療に関心のある方は、お気軽にご相談ください。
